TsipT法解説
TsipT法はコーチングの手法を取り入れたを取り入れた当社独自のヒアリング手法です。
Theme(テーマ)、Situation(現状)、Model(理想)、Problem(問題)、Task(改題)を繰り返し確認することで目的達成の課題を明確にします。
業務フローや現状の課題をヒアリングして整理し、お客様のニーズにあったシステムの仕様書を作成する・・というのが通常のシステム開発における要件定義のやりかたです。弊社は、コーチング手法を取り入れた独自のヒアリング手法により、まずは会社や事業のテーマを決めて、現状の確認、理想の状態、その目的を達成させるための課題を順番に聴くことを繰り返して、「効果、効率が出るシステム」を明確にします。具体的な機能を含めた要件定義をお客様と一緒に対話しながら、進めていきます。
2つの視点(一元管理→製販連動、関係にフォーカス)
- 生産管理や販売管理といった場合、視点は「生産現場」や「販売現場」といった個別の現場の効率的な管理を考えがちです。しかし、受注内容と生産内容は同じであるなど重複要素が多く、「生産現場」と「販売現場」とを一元管理することが効率的な経営を実現する一つの条件だと考えます。
- 「得意先」と「仕入先」を分けて管理するよりも、「取引先」として一括管理すれば租税処理が簡単になるなど、管理コストは低減します。「得意先」と「仕入先」とは、どれも「取引先」であるという関係にフォーカスした一例です。
このように、関係にフォーカスすることで業務を整理することができます。
コーチング手法
<テーマ:お弁当の配達システムを作りたい>
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現状
- 配達の効率が悪い
- コストが高い
- 価格競争が激しい
- 社員がすぐに辞める
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理想
- 美味しい弁当を届けたい
- 社員に十分な給与を渡したい
- お年寄りの笑顔を見たい
4
課題
- 過疎で顧客が点在している→速く届けられない
- お年寄りが多い→お年寄りが好む弁当だろうか?
- お年寄りは、油物が苦手
- 好きな料理を届けたい
- 単価が安い
1
テーマ
お弁当の配達システムを作りたい
顧客の好みと、受注や生産を管理
できるシステムを作りたい
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