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【製造業向け】ERPシステム導入完全ガイド|2026年最新トレンドから成功事例まで徹底解説

ERP( 統合基幹業務システム )は日々進化しています。本記事では機能をはじめ、メリットから成功事例まで幅広く解説しています。ぜひ業務改善のヒントとしてお役立てください

昨今、製造業を取り巻く環境は急速に変化しています。

人手不足の深刻化、原材料価格の高騰、グローバル競争の激化など、
多くの課題に直面する中で、
企業の競争力を維持・向上させるための重要な手段として注目されているのが
ERP( 統合基幹業務システム )です。

本記事では製造業向けERPの機能やメリット、具体的な成功事例から実践的な導入手順まで、

最新のトレンドを交えながら解説します。

製造業向けERP( 統合基幹業務システム )についてお困りの方は下記よりお気軽にご相談ください。

ご相談はこちらから

製造業が抱える3つの重要課題

現代の製造業は、以下の深刻な課題に直面しています。

人手不足と技術継承問題

厚生労働省の調査によると、
2023年時点で製造業の有効求人倍率は1.7倍と高水準を維持していますが、
日本の製造業就業者数は年々減少しています。

結果、熟練工の高齢化と退職により、
長年培われてきた製造技術やノウハウの継承が困難になっています。

さらに、新規就業者の確保も思うように進まず、
限られた人員で従来と同等以上の生産性を維持することが求められています。

業務の非効率化 と 情報が埋もれていくデータサイロ化

多くの製造業では、部門ごとに異なるシステムを使用しており、
データの重複入力や情報共有の遅れなど非効率な業務が多く存在しています。

経済産業省の「ものづくり白書」によると、
製造業の約60%が部門間の情報連携に課題を抱えているとされており、
部門によって情報が分散管理されているため、
リアルタイムでの経営状況把握が困難で、迅速な意思決定を阻害する要因となっています。

レガシーシステムの維持コスト増大とDX対応の遅れ

レガシーシステムとは、古い技術や仕組みで構築された、
老朽化・複雑化・ブラックボックス化した情報システムのことです。

このような古いシステムは、
維持・運用コストが増大する上に
最近話題のAIや業務で使う機器・設備がインターネットと連携する技術( IoT )など
新しい技術との連携の妨げとなることが課題となっています。

さらに、システムを熟知した人材の退職、
改修や保守作業にかかる時間とコストの増加という悪循環を生んでいるという現状があります。

また、デジタルトランスフォーメーション( DX )への対応も遅れがちで、
競合他社との差が拡大するリスクを抱えています。

製造業向けERPとは?基本機能と役割

ERPの基本概念

ERP( Enterprise Resource Planning )とは、
企業の経営資源(ヒト、モノ、カネ、情報)を統合的に管理するシステムです。

製造業に対応した業務プロセスの機能を備え、
工場運営から経営管理まで一元的に支援します。

2026年現在、クラウド型ERPの普及により、中小企業でも導入しやすい環境が整っています。

製造業向けERPの主要機能5つ

生産管理機能
生産計画の立案、進捗管理、品質管理まで、製造プロセスを一元管理し、
AI技術を活用した需要予測に基づく生産計画の最適化や、
IoTセンサーと連携したリアルタイムでの生産状況把握が可能になります

在庫管理機能
原材料から完成品まで、すべての在庫を一元管理し、適正在庫レベルの維持や欠品防止を実現します。

電波( 無線 )で情報を読み取ることができる RFIDタグ
スキャンによるバーコードシステムとの連携により、
自動発注機能や調達業務の効率化につながります。

原価管理機能
製品別、工程別の詳細な原価計算を行うことができます。
収益性の分析や改善点の特定に活用が可能です。

見込生産では 品目別総合原価管理 、個別受注生産では 製番別個別原価管理 が可能で、
業務にかかったコストがわかる 活動基準原価計算にも対応しています。

販売管理機能
受注から出荷、請求まで一連の販売プロセスを管理します。

顧客の情報などCRM( 顧客関係管理 )機能と連携することで、
顧客満足度の向上と売上拡大を支援します。

会計管理機能
財務会計と管理会計の両方に対応し、
リアルタイムでの財務状況把握と経営分析を可能にします。

電子帳簿保存法やインボイス制度にも完全対応しています。

MES・生産管理システムとの違いと2026年の連携トレンド

ERPは企業全体の業務統合を目的とするのに対し、

MES( 製造実行システム )は、
生産計画を現場レベルで正確に実行・管理し、
進捗・品質・設備状況をリアルタイムで把握するシステム。

生産管理システムは、製造・生産プロセスに特化したシステムです。

2026年の最新トレンドとして、
ERPMESIoTプラットフォームの三位一体連携が注目されており、
製造現場のセンサーデータをMESで収集・分析し、
その結果をERPの生産計画や原価管理に反映させることで、
より精度の高い経営判断が可能になっています。

製造業でERP導入する4つのメリットと成功事例

業務効率化と生産性向上

ERPの導入により、部門間でのデータ共有がスムーズになり、
重複入力やデータ確認作業が大幅に削減されます。

実際に、株式会社不二では、ERPを導入することで、
2つのシステムの非効率を解消し、
業務統合・リアルタイム経営の実現と200時間の業務削減に成功しました。

在庫最適化とコスト削減

リアルタイムでの在庫状況把握により、
過剰在庫や欠品を防止し、在庫コストを最適化できます。

IBMの調査によると、
適切なERP導入により在庫管理コストを平均15〜20%削減できることが報告されています。

さらに、トヨタ自動車のサプライヤーである中堅部品メーカーA社では、
ERP導入により在庫回転率を2.3倍に改善し、
年間約1億円のキャッシュフロー改善を実現した事例もあります。

リアルタイム経営可視化とデータドリブン経営の実現

各部門のデータが統合されることで、
経営状況をリアルタイムで把握でき、迅速な意思決定が可能になります。

また、複数のデータを一画面でまとめ、
課題をひと目で把握できるダッシュボード機能により、
目標達成状況を測る重要業績指標( KPI )の自動集計や傾向分析も容易に行えます。

先進的な取り組みとして、
データから規則やパターンを学習した機械学習アルゴリズムを活用した
予測分析機能を搭載するERPも登場しており、
売上予測や設備保全の最適化が進んでいます。

品質管理とトレーサビリティ強化

製品の製造履歴や使用材料の追跡が可能になり、
品質問題発生時の原因特定や対策が迅速に行えます。

特に食品製造業 や 医薬品製造業では、
法規制対応の観点から製品が生産から流通を追跡するトレーサビリティ機能が重要視されており、
製造物責任への対応も強化されます。

複数のコンピュータで安全にデータを管理する仕組みのブロックチェーン技術を活用した
トレーサビリティシステムとの連携により、
改ざん不可能な製造履歴管理も実現可能になっています。

生産形態別ERPの活用方法

見込生産型での活用

需要予測機能を活用し、過去の販売データや市場動向から最適な生産計画を立案します。

製品に対するコストを明確にする品目別総合原価管理により、
製品ごとの収益性を正確に把握し、生産品目の最適化を図れます。

個別受注生産型での活用

製造番号ごとにかかったコストを管理する製番別個別原価管理により、
プロジェクトごとの詳細な収益管理が可能です。

顧客別の仕様管理や進捗管理機能により、複数の受注案件を効率的に管理できます。

また、NTTデータ関西の「 BIZXIM製番 」のように、
受注生産に特化したソリューションも提供されています。

選定時の重要ポイント

ERP の選定においては、自社の生産形態に適したシステム機能の確保が最重要です。

また、既存システムとの連携性、クラウド対応、セキュリティ機能、
導入・運用コストの妥当性、ベンダーの製造業実績とサポート体制も重要な判断基準となります。

ERP導入のROIと費用相場

ROI計算方法と成功事例

ERPのROI(投資収益率)は以下の式で算出されます。

ROI = (投資から得られる利益 – 投資コスト) ÷ 投資コスト × 100

実際に、工数削減40%、在庫削減25%、品質向上による返品率50%減により、
3年間で初期投資の300%回収を達成した事例も報告されています。

導入費用の構成要素

ERP導入費用は、初期導入費用( ライセンス、カスタマイズ、トレーニング )と
運用費用( 保守、サポート、アップデート )から構成されます。

中小企業(従業員50-200名)の場合

初期費用:500万円〜2,000万円
年間運用費用:100万円〜400万円

中堅企業(従業員200-1,000名)の場合

初期費用:2,000万円〜8,000万円
年間運用費用:400万円〜1,200万円

なお、TCO( 総所有コスト )の観点から、5年間の総費用を検討することが重要です。

導入失敗を避ける対策とは

主要な失敗原因

ERP導入失敗の主な原因として、

・ 経営層の関与不足による戦略との乖離
・ 業務プロセス改善の軽視
・ 過度なカスタマイズによるコスト増大
・ データ移行の失敗
・現場への定着不足

が挙げられます。

投資対効果を産むための対策

  1. 段階的な導入アプローチ
    全社一括導入ではなく、部門別・機能別の段階的導入によりリスクを軽減。
     「 小さく始めて大きく育てる 」アプローチが成功の鍵です。
  2. 業務標準化の推進
    カスタマイズを最小限に抑え、業務プロセスの標準化を優先。
    ERPのベストプラクティスを活用することで、導入期間短縮とコスト削減を実現します。
  1. 変更管理の徹底
    現場教育とサポート体制の充実によって定着を促すことが重要です。
    組織が変化に適応し、自らの成長や進化を効果的に実現するための体系的な手法である
    チェンジマネジメントの専任担当者を配置し、継続的な支援を行います。
  1. データ品質の事前改善
    データ内容をきれいに整理して、間違いや重複をなくします。
    また、データを正しく管理するためのルールや仕組みを作ることも大切です。
  1. 適切な導入パートナー選択
    製造業での豊富な実績を持つ開発会社の選定。業界特有の課題への理解度と対応力を重視します。

段階的な導入に向けたステップ

ERP導入の流れは、以下の4段階で進めることが効果的です。

フェーズ1:現状分析と要件定義(1-2ヶ月)
業務プロセスの可視化(As-Is分析)と課題の優先順位付けを行い、導入範囲を明確にします。
業務フロー図の作成と現状の問題点抽出が重要です。

フェーズ2:システム選定と導入計画(2-3ヶ月)
RFP(提案依頼書)作成と開発会社選定を行い、
詳細な導入計画とプロジェクト体制を構築します。

複数の開発会社からの提案を比較検討し、最適解を選定します。

フェーズ3:システム構築と並行稼働(4-6ヶ月)
システム設定・カスタマイズ、データ移行、ユーザー教育を実施し、段階的に稼働を開始します。

十分なテスト期間を確保し、並行稼働により安全性を確保します。

フェーズ4:本格稼働と改善(継続)
全面的な切り替えを行い、運用定着化支援と継続的改善活動を実施します。

KPIモニタリングによる効果測定も重要です。

新システムに切り替え、現場で運用が定着するようにサポートします。

その後も継続的に改善を行い、KPI( 目標指標 )を確認しながら効果を測定します。

各フェーズで特に重要なのは、十分な準備と検証です。
拙速な導入は失敗リスクを高めるため、計画的な進行を心がけることが成功の鍵となります。

プロジェクト管理手法( PMBOKやアジャイル )の活用も効果的です。

製造業なら「 FAST 」がおすすめ

FASTは人手不足、属人化、レガシーシステムの限界など、多くの製造業が抱える課題に対し、
「 高機能だけど使わない機能もある 」「 操作が難しくて教育に時間がかかる 」システムではなく
現場で本当に使われ、事業に合わせて育てることができるシステムとして開発します。

多種多様な業務に柔軟に対応

将来的な機能追加や改修を見越した「拡張性の高い安定構造」で設計します。

これにより、開発後の改修でシステム全体が崩壊することを徹底的に防止し、
長期的な保守・運用コストを抑制します。

Appleの子会社 Claris社FileMakerがベースで安心

Claris社が提供するローコード開発プラットフォーム FileMakerを使用し
高いセキュリティ性・自由度・スピーディーな開発が可能です。

シンプルで使いやすいデザイン

HCD( 人間中心設計 )に基づく独自のUI/UXテンプレートを採用し使いやすく設計しています。
誰でも使いやすい画面でPC操作が苦手な方いる現場でも
操作ミス・作業時間・操作ストレスを減らし、教育コストも抑えることができます。

FASTの実際の導入事例など、より詳細な情報は公式サイトから

https://fast.smilekao.com

まとめ

製造業を取り巻く厳しい競争環境の中で、
ERPシステムは企業の競争力強化に不可欠なツールとなっています。

業務効率化、コスト削減、経営可視化などの効果を最大化するためには、
自社の生産形態に適したシステム選定、段階的な導入アプローチ、
そして継続的な改善活動が重要です。

2026年以降は、AI・IoT・ブロックチェーンなどの最新技術との連携がさらに進み、
ERPはより高度な経営支援ツールへと進化していくでしょう。

適切に導入・運用されたERPは、製造業の持続的成長と
デジタルトランスフォーメーションを支える強力な基盤となります。

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