レンタルサーバー、VPS(仮想サーバー)、専用サーバ 選び方

システム開発の依頼を受けた際、
そのシステムを動かすサーバーに関して、質問を受けることがあります。
詳しい技術的な解説は、他のサイトに譲り、「住む家」を例えに解説をし、わかりやすい説明に心がけて
新しいサーバーを考える際の判断材料にしていただきたいと思います。
サーバー代金

システム開発の依頼を受けた際、

そのシステムを動かすサーバーに関して、質問を受けることがあります。

また、当社が提案するサーバーは、安いが、
他社が提案するサーバーは高く、機能不足にならないのか
心配だという意見もよく聞きます。

逆に、
当社のサーバーは高く、
他社は安いということもあります。

しかし、サーバーは、
開発会社が違えば、高くなったり、
安くなったりするものではありません。

開発するシステムの内容や、利用頻度により
違いが出るものなのです。

サーバーの価格は、
開発会社が決めるものではなく、
サーバー会社が決めるものなので、
開発会社が提示する価格は、
サーバー会社の提示する価格になります。

価格に違いが出るのは
機能や性能の違いであったり、
開発会社の運用保守費用が加わった場合に
違いが出てきます。

詳しい技術的な解説は、他のサイトに譲り、
「住む家」を例えに解説をし、わかりやすい説明に心がけて
新しいサーバーを考える際の判断材料にしていただきたいと思います。

レンタルサーバー

住まいで例えるなら、「シェアーハウス」になります。

「シェアーハウス」は、玄関は一つで、お風呂、おトイレは共同といったところが多いのではないでしょうか?

各部屋の仕切りは、簡単な鍵がついている程度で、

隣の部屋の音が聞こえたりすることが多いかもしれません。

レンタルサーバーでも同様に、多くのものが共有されていて、

一つのサーバーにどんな部屋があるのか、見ることができてしまいます。

上の図は、あるレンタルサーバーを、覗いた画面になります。

「smileheart0001」は、当社で契約しているサーバーの保存先(ディレクトリとも言われます。)になります。

この上下にある、「・・・110」などは、他の人が契約している保存先になります。

フォルダーに「?」と書かれていますが、これが書かれたフォルダーには、

アクセス権がなく、見ることも、触ることもできません。

しかし、気持ち悪いですね。。

レンタルサーバーのメリット

安価で始めることができることが最大のメリットです。毎月、99円で始めることができます。

難しい管理は不要です。全てサーバー会社が行ってくれます。

また、WordPressなども無料でかつ簡単な操作で実装することができます。

初心者の方や、簡単なホームページの設置にはおすすめです。

レンタルサーバーのデメリット

PHPのバージョンを選んで設定できなかったり、自由な細かな設定ができません。

プログラムの勉強をされた方なら、かなり不自由を感じると思います。

おすすめのレンタルサーバー

以下の2つは、とても有名で、当社でも実績があり安定しています。

有名なので、困った時には

ネットで解決記事も検索しやすく、自己解決を短期間に図ることができます。

ロリポップ

さくらのレンタルサーバー

VPS(仮想サーバー)

住まいで例えれば、マンションの一室に住むようなものです。

玄関など共有部分も多いですが、

キッチン、お風呂、トイレは別で、

遮音性も高く、プライバシーは保護されます。

しかし、玄関の前に大きな物置を置いたり、

ベランダで園芸をしようとしても、規制がかかる場合が多いです。

サーバーも同様で、レンタルサーバーのように、他社で契約している保存先が見えるということはありません。

また、自由な設定をすることができます。

具体的には、PHPの任意のバージョンを設定したり、好きな開発環境を設定できます。

しかし、こうした設定は、初心者にはできないことが多く、プログラムの開発経験者が社内にいる場合や、

外部の開発者に依頼するときに、

自由な設定が望まれるときでないと、使うことはありません

VPS(仮想サーバー)のメリット

次の専用サーバーよりも、安価に自由な設定ができます。

また、サーバー自体の管理もサーバー会社が行ってくれます。

VPS(仮想サーバー)のデメリット

次の専用サーバーにあるような、多様なサービスを受けることができません。

おすすめのレンタルサーバー

以下の2とも有名で、弊社でも実績があるものです。

価格的には、最近は安価になり、毎月600円台から契約することができますので、

上述のレンタルサーバーと金額的な大きな違いはないかもしれません。

レンタルサーバーと違い、細かな設定が必要になりますので

どのような設定が必要かが、導入の判断になると思います。

さくらのVPS

クラウドVPS by GMO

専用サーバー

住まいで言えば、1戸建てに住むことに似ています。

敷地が許せば、どのような物をおいても大丈夫です。

敷地が狭ければ、予算があれば買い足すことも可能です。

専用サーバーも同様で、

自由に機能を追加することができます。

有名なサービスは、Amazonが提供するAWS EC2です。

単なるWEBサーバーだけではなく、重たいデーターを保存するサービス、

メールを送るサービス、AI機能に絞ったサービスなど、

多様なサービスを追加することができます。

また、海外にサーバーを置いて、日本のサーバーが地震などで機能不全になっても自動で海外のサーバーに切り替えて、ノンストップでサーバーを動かすということも可能です。

専用サーバーのメリット

上述の通り、多様な機能を持ったサーバーと組み合わせることができます。

AmazonのAWSでは、2021年現在、200を超えるサービスが提供をされています。

Amazon AWSの200を超えるサービス一覧

AWS

専用サーバーのデメリット

レンタルサーバー、VPS(仮想サーバー)が、毎月定額の料金体系であるのに対して、

AWSなどの専用サーバーでは、従量制と言って、通信量によって価格が決まることが多いです。

そのため、毎月高額な費用が発生する場合があり、注意が必要です。

また、設定をするには、しっかり学習が必要になり、

単にプログラムを学習しただけですぐに使いこなせるわけではありません。

専用のサーバー管理者が必要になり、これを外部に頼んだ場合は、別途費用が発生することがあります。

おすすめの専用サーバー

下の2つが有名です。当社では、先行していた、Amazon AWSが、実績もあり、おすすめしています。

Amazon AWS

Microsoft Azure

専用サーバーと共用サーバーについて

よく行われる、説明として、

レンタルサーバー = 共用サーバー

仮想サーバー = 専用サーバーと

考えがちですが、

仮想サーバーは、特別な仕組みを使って、

仮想で専用サーバーのように動くサービスですので

実際は、共用サーバーと言えると思います。

誰が選ぶのか?

どのサーバーがいいのかを、選ぶのは、お客様です。
しかし、知識やご経験があまりない、お客様にとっては、
どのサーバーにするべきかは、判断が難しいので、
信頼がおける、開発会社などと十分の相談して決めることが必要です。

重要なのは、開発会社が薦めるサーバーを鵜呑みして契約しないことです。

開発会社が提案する場合は、どのような趣旨かを理解する必要があります。
開発会社の立場で考えると、次のような理由で、提案することがあり、必ずしも顧客目線でない場合があります。

①メンテをするなら、決まったサーバーが熟知していてサポートしやすい

②毎月、一定の売上が欲しくて、決まった価格のサーバーを提案する

しかし、お客様の立場からすると

③24時間、ノンストップの稼働が求められて、常時監視が必要である

④そもそも、高いスペックがないと、開発している機能が遅くて動かない

⑤逆に、今のシステムの場合、提案されたサーバーは、機能が多すぎる

色々、理由や背景があるので、開発会社と相談すべきです。

安いからと安易に選ぶべきではありませんし

高い費用だから、安心というわけではありません。

一度決めたサーバーは、後から変更できないのか?

住まいでも、引越しができるように、サーバーも引越しができます

最初から、大きなサーバーにする必要はありません

ドメイン、メールは別に契約が必要です。

サーバーは、Webサーバーだけではなく、実際には、メールサーバー、ドメインサーバーなどがあり、

別々 に契約をする必要があります。

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担当者

枚栂木崇史

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