IT導入補助金2020が始まっていますが、A類型、B類型、C類型のどの類型を選び応募すればいいのか、整理がつかずに悩んでおられる方も多いのではないでしょうか?
そこで、A類型、B類型、C類型の違いを整理して、どの類型を選ぶのがいいのかをまとめてみました。
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目次
A類型、B類型、C類型の違い
違いは、上の図がわかりやすく書かれています。
通常枠は、昨年まであった制度を引き継いだもので、
特別枠は、新型コロナ対策として今年度に新設されたものです。
A類型は150万の補助額、B類型は450万の補助額、C類型は450万の補助額で、3/4の補助率となっており、このC類型に該当すればかなり「お得」ではないかと思われるのではないでしょうか?
しかし、
A類型、B類型、C類型に応募するには、条件がありますので
次に、この条件についてみて行きたいと思います。
A類型、B類型、C類型のどの類型を選び応募すればいいのか?
この図は、IT導入補助金2020のサイトにあったものですが、この図が一番わかりやすいです。
A類型、B類型、C類型のどれに当てはまるかを考えるのは、A類型から考えがちですが、実は、C類型から考えるのが一番わかりやすく、次にB類型にあたるのか考え、最後にA類型になるかを考えるのです。
つまり、C類型、B類型、A類型の順番に考えます。
C類型にあたるかを検討する
C類型を考えるのに、次の、甲、乙、丙、のどれに該当する投資かを検討します。
甲 サプライチェーンの既存への対応
顧客への製品供給を継続するために必要なIT投資を行う
乙 非対面型ビジネスモデルへの転換
非対面・遠隔でのサービス提供が可能なビジネスモデルに転換するために必要なIT投資が行う
丙 テレワーク環境の整備等
従業員がテレワーク(在宅勤務等)で業務を行う環境を整備するに必要なIT投資を行う
その投資には、甲だけが含まれる場合は、C類型-1 にあたり、補助額150万 補助率2/3 になります。
乙、丙のどちらか一つ以上が含まれる場合は、C類型-2 にあたり、補助額300万 補助率3/4 になります。
それぞれ、賃上げ目標、を要件とした時、補助額は450万になります。
B類型かA類型のどれにあたるかを検討する
まず、上記の図で、大分類をみてください。
そうすると、①から⑥までのプロセスが書いています。
今回の投資が、このプロセスの4つ以上をカバーしていれば、
B類型になり、補助額は30万以上 150万未満 補助率 1/2 となります。
大分類のうち、1プロセスをカバーする場合は、
A分類になり、補助額は150万以上 450万未満 補助率 1/2 となります。
大分類Ⅱ と 大分類Ⅲ は、大分類1 に応じて、選択する事になります。
注意したい申請要件
私は以下が注意事項だと思います。
①gBizIDを取得していること
②独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する「SECURITY ACTION」の「情報セキュリティ対策5箇条」に関して
取り組むことに同意すること
③労働生産性の伸び率が1年後3%以上、3年後は9%以上の数値目標を作成すること
④B類型やC類型-2 の場合、給与支給総額1.5%増加や最低賃金+30円を従業員に表明すること
⑤交付申請の内容については、IT導入支援事業者を含む第三者による包括的な確認を受けること
⑥投資するシステムは、事前に登録された、「ITツール」である必要があります。つまり、自社に合ったカスタマイズしたシステムは対象になりません。
注意したい審査項目
上記は、通常枠、特別枠の公募要領からのA類型、B類型、C類型の審査項目の抜粋です。
「継続的な生産性向上」に加えて、以下のキーボードが重要と思われます。
・国が推進する「クラウド導入」への取り組み
・在宅勤務制度「テレワークの導入」
・インボイス制度の導入
資料
上記は、ポイントをわかりやすくするために思い切って整理したものですので
詳細は専用サイトで詳しく確認してください。
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