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プレミアムプラスジャパン様について
プレミアムプラスジャパン株式会社様は、
歯科関連従事者様へ歯科医療関連機器・歯科材料、関連消耗品を
安定的に、より近くでご提供するために、
2009年8月、プレミアムプラスグループの日本法人として設立されています。
商品は主に海外から調達し、日本国内で販売する一方、
日本で製造した商品を海外に輸出する事業も展開し、
現在の輸出入比率は輸入が95%、輸出が5%で事業運営をされています。
また、歯科関連製品の製造に特化した当社海外工場では、
関連企業も含め300名体制で開発・品質管理・製造に尽力されており、
日本を含む世界50か国以上で販売されております。
企業公式ホームページ:https://premiumplus.jp/
今回は、プレミアムプラスジャパン代表取締役の小川様、梅原様にお話しを伺いました。
すまいる顔では、
ITシステムを使って、合理的な経営を実現することをコンセプトに、
専任SEによる無料相談を実施しています。
システム開発・導入にご興味をお持ちの方は、まずは下記よりお気軽にご相談ください。
システム導入前の課題
「Excelや紙での管理が多く、更新もれや紙の紛失のリスクがありました また、業務連絡も都度FAX、電話、メールが必要で、複雑化していたように思います。」
当社のシステムを導入する前は、
複雑な業務を全てエクセルシートで管理をされており、
約500種程の管理シートがあったそうです。
それに加え、業務で使用される書類の種類も多数あり、
見積りなどの書類は、営業担当者毎に独自フォーマットが出来上がっていたり、
書類も属人化している部分があったそうです。
小川社長は、そういった手動の管理で生まれる
小さなミスや漏れに労力や時間を費やすのではなく、
社員個人個人の能力を発揮することに注力したいとお考えだったようです。
システム導入の目的とすまいる顔との出会い
これらの課題を解決するため、プレミアムプラス様は社内システムの導入を決断されました。
目指すは業務の効率化と標準化。
Excelを排除し、より一貫性のあるシステムを構築することで、
社内業務を最適化し、より効果的に運用することが目的でした。
業務に最適なシステムを導入するために様々なシステムを試されたそうですが、
小川社長が望まれていた機能を揃えたシステムを構築しようとすると、
億単位の見積に膨れ上がり、理想のシステム構築のため、長期間模索されていたそうです。
「枚栂木社長との出会いが大きなきっかけです。
枚栂木社長に希望のシステムの話をして、会話が通じる!と思いました。」
約7年前、すまいる顔創業時に、
プレミアムプラスジャパン取締役代表の小川様との出会いがありました。
すまいる顔の柔軟性とコストパフォーマンスが、
システム導入のきっかけになるポイントにもなったそうです。
システム導入前のお悩みや不安について
「パソコンやシステムに不慣れな社員が多く、活用していけるか、
うまく定着させられるか心配していました。」
システムなどを使用して、
「効率化を図るべきだ」
「変えていかないといけない」なって
動いてきてはいたが、「何やってんのかわかんない」と苦しんでいたそうです。
どのようなシステム導入されたのですか?
Claris FileMaker(ファイルメーカー)で構築された、
データベースを基にデータの一元化管理できるシステムを導入されました。
「社内では「基幹システム」と呼んでおり、商品や顧客情報といったマスタ管理、
またそれらのマスタを使用した日時や随時発生する業務の運用などするシステムです。」
例としては、貸出品とその状況(貸出履歴)の管理や、
発注から入荷するまでの情報の管理を半自動化することができます。
以下の記事では、FileMakerについて解説しています。
システム導入後の効果や、解決された事
マスタ管理を行うにあたり、入力する情報が明確になり、
データの質と正確性が向上したそうです。
書類を作る際、コピペを繰り返して作成されていたのが、
マスタデータを参照し、必要な情報を付け加えるだけで完了するため、
作業時間の短縮と、正確性が向上しました。
電話やメールで、次の担当者に業務を回していたのが、
自然と業務フローが流れる仕組みになったと感じていただいています。
すまいる顔|
「システムの合理化まで便利になったと考えますが、 数値的に改善や成果が出たことはありますか?」
小川様|
「成果を表す数は、でにくいものの今後、売り上げを3年〜4年で倍増することができたとしたら、間違いなく導入したシステムのお陰だなと感じています!
今回開発したデータベースでは、基本的にはそのデータの一元化ができるので、従業員みんなが覚えなくて済むはずってとこですかね!」
特殊な業務フローに対応した、柔軟性の高い業務システムの開発相談は、
下記よりお気軽にお問い合わせください。
導入後の社内の反応
「導入からしばらくは、予想していた通り苦手意識を感じている様子が見られましたし、実際誤った操作でデータが書き換えられたり削除されるという問題も発生し、否定的な意見も多くありました。
しかし、自身の業務の改善(時短であったり、手間の減少であったり)を感じられるようになると、
システムやデータの重要性についての意識も徐々に変わり、より良くしていこうという風に変わったと感じます。」
運用支援サービスの活用について
「最初は、必要なデータベースや、画面のイメージをお伝えして開発依頼をしていました。
最近は、社内各部署の業務にかかわる部分の開発が多く、内容が複雑であったり、要件定義があやふやなまま動き始めることも多いため、説明が難しく社内での開発がメインになっていますが、 今まで使用していない新しい機能や、リレーションやスクリプトについて、相談したり開発の依頼をさせていただいています。」
システムの継続的運用・改善の目標
今後のテーマ
「御社が作ってくれてるシステムを、うちにとってコアな部分にしていきたいって思いがすごくあります。 そのシステムをどれだけ使いやすくしていくかが今後のテーマかなと感じています。」
また、現状入れてる情報に対して、重要なデータであるっていう認識を持ってる従業員が少ないとのことでした。
入力する従業員がとりあえず入れときゃいいんだろうみたいになってしまうケースだと、 当然信憑性も下がってきますよね。と課題に対して綴りました。
運用・改善
「例えば、今のシステムを70点とすると、 まず70点のシステムそのものを、 当社の思う100点に持っていきたいです。
なので、当社の業務に必要なものを全て作って100点と今のところはするべきかなと思ってます。
そこにまず持っていくことで、 今も並行してやってますけれども、社内がファイルメーカーってもの自体に慣れていく、 教育の方も並行してずっと走っていきながら、どんどん業務に最適化するためによくしていきたい
最終的な目標
「品質情報・工場の商品管理・別会社との連携を目指しています。
人しかできないところは人が、システムでも出来るところはシステムに任せる環境をつくり、”最先端な中小企業”になることを目標にしています。
また、システムの完成度をさらに高め、110点、120点を目指していく計画です。これにより、より効率的で効果的な業務運営を実現し、事業の成長を加速させることを目指しています。」
以下の記事では、システム開発における継続的な運用・改善の重要性について解説しています。
システムを活用した今後の事業展開について
「事業の展開には至らないが、社内情報データべ―スとという位置づけは今後も変わりません。
システムの見え方、使用感、などの改善を押し進め、 よりユーザーフレンドリーなシステム構築をしていきたい。」
地域貢献
「例えば、うちの商品センターだったら、地域の小学生などに社会見学に来てもらえるようにやって行きたいと思っています。
そんな風な会社にしていけたら、働いてる人もみんな仕事のやりがいがはっきりしていいんじゃないかなと思います。」
当社のサービスでよかった点
「小さなことでも気軽に相談できるのと、開発担当者が変わらないことは安心感があります。
また、ファイルメーカーについて、知識を網羅していたので、 抽象的な要望でも、それを汲み取り実現いただいたことです。」
今後、すまいる顔に期待すること
「今後すまいる顔に期待することは、 毎回データ削除したらログが残せるように実現すると助かります。データ入力時にボタン押さなくてももう更新されていくような機能があるといいですね。」
システム導入を検討されている企業様へメッセージ
「まずは、要望などたくさんわがまま言ってみる。
それがやっぱりすまいる顔さんの能力と、会社の強さだと思っていて、
一般的な他のシステム会社ではできないことだという風にすごく思ってます。
すまいる顔であれば、なんでもやってくれちゃうじゃない?なんでもできちゃうじゃない?
と思っていて、すごくそこはありがたいなと思います。」
と、貴重なお言葉をいただきました。
まとめ
プレミアムプラスジャパンの皆様、ご協力ありがとうございました。
更なる目標をめざして今後もサポートをさせていただきます。
また、すまいる顔では、 合理的な経営を実現するITシステムについて、
無料相談・情報提供を行っています。
システムの導入やリニューアルにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。