みなさんは、ポイントカードやスタンプカードを持っていますか?
Tポイントや楽天ポイントなど、日常的にポイントをよく利用する方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ポイントカードは最近ではアプリ化されていますよね。
筆者もTポイントアプリや楽天ポイントアプリができてからは、カードを持ち歩くことがなくなり、
財布がスリムになって嬉しいです!
ポイントカードだけではなく、最近ではお店でもらえるスタンプもアプリ化されてきています。
例えばたこやき屋さんやケーキ屋さんで商品を購入した時に、スタンプを押してもらったことは
ありませんか?
いくつか集めると割引になったり特典がもらえたりして、お得ですし、それがきっかけで
「またあのお店に行こう」なんて、スタンプ目当てで通ったりなんかして。
筆者が小学生の頃は、夏休みの時期になると毎朝ラジオ体操があり、そこでもらえるスタンプを
集めていました。
最終日にはお菓子がもらえて、一石二鳥な気分になったのを覚えています。
今でも、ポイントをバーコードリーダーで電子的にピピっとつけてもらうよりも、目に見えるスタンプが溜まっていく方が好きです。
そこで今回は、スタンプアプリ市場の今について解説していきたいと思います!
また、すまいる顔では、
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目次
キャッシュレス化の流れで加速したスタンプアプリ市場
ポイントサービス市場は年々増加傾向
楽天ポイントやマイレージポイントに代表されるポイントサービス市場は、コロナの影響で
消費に落ち込みが見られた影響で2021年度には減少傾向にあったものの、マイナポイント事業や
キャッシュレス決済に紐づくポイント付与が広まり、全体としてはほぼ横ばいに推移しました。
店舗の販促・集客ツールとしてのスタンプカードの認知度は高く、キャッシュレス決済が
普及したことでプラスチックや紙製のものからアプリへ移行する動きも見られているようです。
消費者のニーズも増加傾向
Tポイントや楽天ポイントなどの複数のポイントサービスを利用する消費者は多く、さらに
近年ではコンビニや薬局でも複数ポイントの付与が行われるようになり、ポイントサービス
は消費者にとってより身近なものとなりました。
無印良品やユニクロなど店舗独自のアプリも利用されており、紙やプラスチックの紛失や
財布がかさばるといったデメリットを払拭する新たなポイントカードとして、店舗アプリは
普及しています。
店舗にとっても紙やプラスチックのコスト削減や、利用者の利便性のメリットを考え、
店舗独自のアプリ開発ニーズや、スタンプカードのアプリ化のニーズが生まれています。
スタンプアプリの比較表
店舗販促アプリとしてよく利用されているスタンプアプリ
- GMOおみせアプリ
こちらはGMOインターネットグループが開発した集客、販促アプリです。
主にお店独自のアプリ開発を目的として導入されるケースが多く、
美容系や飲食系だけでなく、最近では小売業やレジャー・宿泊業など幅広い業種で
利用されています。
機能の一つとしてスタンプを付与できる機能の他、顧客への情報発信や、集客・来店促進に
活用できるクーポンの発行など機能が豊富なことが特徴です。 - Stamps
財布の中にたまった大量のスタンプカードやポイントカードを無くしてくれるショップカード
アプリです。よく行くお店のスタンプカードを1つのアプリで保有できるので、財布の中にカードを複数持ち歩くのが面倒という方におすすめです。
スクラッチやミニゲームなどのエンタメ機能もあり、店舗側にとっても顧客を楽しませながら
顧客との関係を築くことができます。 - mosta
mostaは、スマートフォンを使ってお店の顧客を増やすことができる販促ツールです。
紙のスタンプカードの機能をスマートフォンで利用する事ができるスタンプカードアプリという点では他のアプリと同じですが、カードの有効期限の設定ができたり、規約同意や姉妹店機能もあるので、店舗運営者にとって痒い所に手が届くアプリではないでしょうか。 - HiTAP
従来では紙とスタンプが必要だったスタンプカードをスマートフォン上で実現したものです。
スマートフォンに直接押すことができる電子スタンプのようなもので、専用のデジタル端末を
操作して実際のスタンプを押す行為を再現することができます。
そのためスタンプラリーやイベントでよく用いられており、下記のような御朱印もアプリで押すこともできるおもしろいアプリです。
- Yoruca
Yorucaアプリをダウンロードするだけで、QRコード形式でスタンプを付与できるアプリです。
お店側もYorucaアプリに対応している必要がありますので、利用できる店舗は限られますが、初期費用、月額費用が無料で使えるため、コスト面で優良なアプリと言えるでしょう。
販促アプリや会員証アプリが主流
スタンプアプリをリサーチしていて気付いたことは、案外スタンプを集めることだけに特化した
アプリやシステムは少ないということです。
前章の事例ではHiTAP、Yorucaが集客機能のない純粋なスタンプアプリということができます。
その他はGMOおみせアプリのようなお店独自のアプリを開発するためのものであったり、
Stampsやmostaのように、情報発信やプッシュ通知などの販促、集客機能がメインのものが多い印象です。
販促、集客アプリを調べたところ、以下のようなものがありました。
こちらは一例ですので、市場にはもっと多くの販促アプリがあります。
集客や販促アプリの一機能としてのスタンプ機能という位置付けが現在の市場の主流のようです。
上記の記事ではAndroid ・iOSアプリを開発、登録、公開するための費用と流れなどに触れた内容を
詳しく解説していますので、ご興味のある方はご覧下さい。
また、アプリ開発など検討されている方は下記よりお気軽にご相談ください。
スタンプアプリのアンケートに関するユーザーの生の声を紹介!
今回、スタンプアプリを利用したことがあるユーザー20名にアンケートをとりました。
その結果、意外にも不便な点があることがわかったため、最後にご紹介したいと思います。
スタンプアプリの使いやすい点
スタンプアプリを導入している店舗側の意見としては、
- プッシュ通知機能が休眠客の集客に便利
- 個人情報の管理の手間が省ける
- QRコードを使えるのが便利
という意見がありました。
スタンプアプリのユーザーからは、
- 気軽にポイントカードを作れるようになった
- クーポンが発行されるのが良い
- コロナ禍でも他人がカードに触れる心配がない
- レジでカードを探すためにもたついたり、家に忘れることがなくなった
という意見が寄せられました。
スタンプアプリの使いにくい点
スタンプアプリのユーザーからは、このような使いにくい点が挙げられました。
- 通信状態が悪いとアプリの起動に時間がかかり、レジでもたついてしまう
- スタンプの有効期限がわかりにくい
- プッシュ通知が多すぎるとアプリを見なくなったりアンインストールしてしまう
- 正確にポイントが付与されなかったことがある
- ログインできないトラブルに遭遇した
- 店独自のアプリを都度インストールするのが面倒
- 溜まったポイントの使い道をもっと増やしてほしい
- 家族でポイントカードをシェアできない
確かに、家に忘れないことや財布がかさばらないことはメリットではなりますが、
手で押す場合は確実にスタンプを押すことができますし、家族間でのシェアなど、
紙ならではのことが再現できなくなっているのは少し寂しい気もします。
最もデメリットとして意見が寄せられたのは、通信状態が悪い時にアプリの起動が遅い点でした。
特に通信状態が悪い場所にいる場合は、アプリが起動しなかったりログインエラーになったりするので、逆にレジでもたついてしまう原因になります。
ここはアプリ開発会社側の改善の余地があるのではないでしょうか。
まとめ
スタンプアプリのアンケートの結果、95%のユーザーが紙よりもアプリスタンプカードの方が使いやすいと回答しました。
残りの5%の方は、スタンプが無効になるなどのトラブルに見舞われたことにより不便と感じてしまったとのことでしたので、スタンプアプリはいかに不具合を防止するかが重要になると感じました。
筆者もそうでしたが、子供の頃にラジオ体操などでスタンプを溜めていた時のように、
スタンプは1つのことに集中して目標に向かい頑張っていくことができるものだと思います。
あなたもスタンプアプリをダウンロードしてで日常の小さな幸せを感じてみるのはいかがでしょうか。
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